食べることが好きなわたしの毎日 

40代、フルワーカー、夫婦ふたりの生活。日記のような記録。食べるために働き、出張し、旅へ出ます

夏なので怪談話を

今週のお題「怖い話」

霊感がある、とは思っていないが
よくわからない経験はしたことがある。

わたしの家では、母と弟と私が。

母の経験した話はよく覚えていて
夏休みのある日中のことだった。
私はベッドのうえでゴロゴロしていて
母は、玄関の掃除をしていたそう。

人が来たなと思ったと。
足元(正確にはスカート)が視界にはいったらしい。
顔をあげて、声をかけようとしたら
人は居なかった。


直感的に、父の姉だと思った。と、母は言う。
その少し前に、突然亡くなったのだ。
子供を残して。
お姉さんは、既に働いていたのかもしれない。
私からみると、かなり年上だったので
大人に見えていたけれど、きっと20代。
かなり辛かったとおもう。


夏の暑い日だったにも関わらず
鳥肌立てて、階段を駆け上った母は驚いていた。
後日、その話をしたら、
スカートの柄はおばの着ていたものに似ていると
言っていた。

でも、おばさんだから
怖くはないよね。驚いただけ。


続いて弟の話。

弟はそんな母の話を聞いたりしていたが
霊とかそういうものに、関心がなかった。
自分は、みえないから。
関係ない。怖くない。と。

祖父が亡くなり、葬儀をしていたときに
葬儀場へ泊まる必要があった。
お線香を絶やさないために。
そこに手を上げたのは、弟だった。
いとこが気を使って、一緒に残ると言っていたが
勉強もしたいし、一人がいいと断っていた。

これが、恐怖体験に変わる。

全く信じていなかった弟は
翌朝、葬儀場であったときに青ざめていた。

見えないけれど
人の気配が、一人どころじゃなかったと…

アネゴ肌のいとこが、気にして
早朝に様子を見に行ったらしい。
人が急に入ってきて、死ぬほど驚いたと。
同時に、有り難かったとも言っていた。

じいちゃんならいいけれど
誰だかわからないのは、怖い。
祖母の葬儀のときは、おばあちゃんごめんね!って
みんなで帰宅しました。


最後に私の話。
出張の時に使うホテルは、割と固定するタイプ。
繁華街というか、治安の悪そうなところにある
でも安くてホテルは綺麗。
そこは何度か利用していた。

たまたま、ホテルの部屋を広い部屋が空いていると
いれてもらった部屋で
夜中、寝ていたら
急に視界に人影が入ってきた。

寝ているんだけれど
意識がはっきりしていて
入口から男性が入ってきた。

そのまま私のベッドの横にたち、
布団をあげて、隣に寝ようとした。


その瞬間


「お前、ふざけんなよ」

という、普段は使わない言葉がでてきた。
まぁ、声にはでていなくて、そう思っただけだが。


男性はそのまま消えて
心拍数バクバクしたまま、ベッドにいたんだけど
どうしても怖くて、電気をつけて
その後は眠れなかった。


なんであんな強気な自分がでてきたのかわからないが
それと反して、その後はメソメソし
朝がくるのを、まった。
当然、次の日の出張はボロボロな状態でした。


そのホテル、繁華街というか風俗街のはじっこに
あるんだよね〜。
それ以来、そのホテルは使っていません。
安くて綺麗で気に入っていたんだけどね。




にほんブログ村 主婦日記ブログ のんびり主婦へ
にほんブログ村